自宅に花が定期で届くFORESTY(フォレスティー)。
近年よく耳にする花のサブスクの中でも、フラワーロスの削減と地球の植林への取組を理念に掲げるFORESTYでは、地域ごとに生産者とお客様を繋ぎ、花を届ける仕組みを構築するとともに、1本1本大切に育てられた花に込められた想いを届けています。
ぜひ動画とともに、皆様の家にお花が届くまでの軌跡を見ていただけると、飾ったお花がより愛おしくみえると嬉しいです。
大自然の恩恵と葛藤
ただ「綺麗だね」と言われる為に咲いた花
皆さんは、綺麗なお花がお家に届くまでどのくらいの時間がかかっているか知っていますか?
3月末 除雪作業をはじめ、ハウスのビニール掛けを行います。
4月頭 堆肥を巻いてトラクターで耕し、種や球根を植える約2週間前から土づくりを始めます。土は何度も耕して、肥料を混ぜてととのえます。
4月末から5月頭 一つ一つ手作業で種や球根を植えていきます。
植え終わったあとには、排水性をよくするために土を上げてウネをつくります。
毎日の水やりは、午前中の気温の上がる前に毎日繰り返し行います。
時期や品種にもよりますが、ひまわりだと20日間、カラーだと27日~2カ月程で蕾が咲きます。
気温や天候の影響を受けるので、室温管理も大切。
作業を始めて3か月から4カ月ほどかけて、ようやく1回目のお花を出荷し、皆様の元に綺麗なお花が届くのです。
「数週間で枯れてしまうお花。
それは何カ月もかけて育ったお花が、愛される為の最後の舞台。」
― FORESTYとして、なぜ農家へ足を運び取材を行うのか?
私達お花屋さんは、生産者の方や綺麗に咲いたお花がいなければ皆様の元にお花を届けることができません。
しかし、花屋としてお客様と接していると、どうしてもお花の生命のスタートがお花屋さんで並んだ状態に感じてしまうのです。お花がお花屋さんに並ぶまでには、長い長い時間と生産者の方々の細かい工夫や想いが詰まっています。
多くのお客様が現地で生産されるお花のルーツや想いを知ることで、自宅で飾られ、目の前で一生けん命咲くお花がより愛おしく感じて欲しいという願いがあります。
自宅に飾られ、数週間で枯れてしまうお花。
しかしその限られた数週間は、これまで数カ月かけて一生懸命に育ってきたお花たちが、最後に目一杯愛されるための、最後の舞台なのです。
「曲がっているひまわり、
一生懸命に生きる姿がとても愛おしい」
― 「規格外」は、お花が一生懸命育とうとした証。
農協や市場の規格に沿わず出荷できない「規格ロス」。
大きさにばらつきがあったり、茎が曲がったり———。
自然体で自由に育ったお花たちは、“規格外”として廃棄されることが多く、その数は多いところで全体の20~30%に及ぶとも言われています。
例えば、風が強い日に倒れてしまったひまわり。
そのひまわりはなんと、自力で顔を上げて起き上がろうとするのです。その結果、倒れた部分から茎がうねり、所謂規格外となるお花が誕生します。
自力で起き上がろうとして曲がってしまう。花屋の私達からすると、そんな一生懸命なひまわりも可愛くて仕方がありません。
― 定期的にお花を飾って、フラワーロスを減らす。
フラワーロス、と一言に言っても、その原因はさまざまです。
曲がったひまわりのように農協や市場の規格に沿わず出荷できない「規格ロス」。多くの流通過程を経ることによってマージンが膨らむ「マージンロス」。そして予測のできない注文に対してお花屋さんで在庫を多く準備することによる、花の「鮮度ロス」があります。
FORESTYでは、定期的に皆さまにお花を届けることで、需要の減少によって発生するお花の「鮮度ロス」を削減しています。
一般的に30%前後と言われる花屋で廃棄されるお花を可能な限り減らし、毎月綺麗に育ったお花たちを皆様の元に届けます。
皆様が花のある生活を楽しみながら生産者を応援し、その売上の一部で地球上に森を増やすFORESTY。
大切に育てられたお花が1本でも多く、皆様のお家で愛され、生活に癒しを与えてくれることを願っています。
FORESTYは、お花のある生活を楽しみながら地域のフラワーロスを減らし、売上の一部を植林活動に還元することで、地球に森を増やすことができる花の定期便です。
私たちは、廃棄になる花を長期的かつ継続的に減らすこと・地球に森を増やすことを目指し、生産者と植林家とのパートナーシップにより、フラワーロスの削減と植林活動への貢献をつづけています。
皆さんが「花を飾れば飾るほど木が植えられ、森に住む動物たちを守ることができる」そんな優しい循環をつくりました。
一人一人の小さな一歩が、未来の地球の大きな変化をつくります。
FORESTY Mina Miller